タスマニアにワーホリ中の IZU です。
さて早いもので、
バーのウェイトレスを始めてから早一ヶ月が経とうとしています。
私が勤めるお店は、
タスマニアのホバートの中でも
TOP10に選ばれるほどの人気レストラン
素敵な港に面するロケーションで、
地元の方をはじめ、
様々な土地から観光客が訪れます
バーがメインのダイニングレストランですが
お値段は少々お高め
お誕生日や記念日のお祝い、
特別なデートに最適なお店です
一ヶ月そこで働いてみての感想
「自分はなんて未熟なんだ…」
東京で社長秘書をしていただけに、
おもてなしやホスピタリティには
妙な自信があったが
見事に、打ち砕かれる
最高のおもてなしをするためには
やはり地元の食材だけでなく、
お客様のニーズを知らなければならなく
タスマニアのチーズやワイン
カクテルや魚介、
港に停まる船の名前…
お客様が知りたいことは
全て答えられないと
一人前にはなれず…
私は英語力もまだまだだし、
ウェイタースキルも未熟だし、
背も低くて色々届かないし
とにかくいっぱいいっぱいで
あっ!と言う間に過ぎゆく日々…
それでも優しくカバーしてくれる
地元育ちのウェイターの仲間
キッチンのシェフたち
バーテンダー…
感謝しきれないくらい
みんな優しくって
誰も私を咎めないから
期待に応えなきゃなぁと
毎日奮闘中です
まじ、Tinder Dateなんぞ
してる場合ではない。笑
ウェイターは、
各自セクションを持つんだけど
例えばフロント、とか
バーエリア、とかソファー席とか
未熟な私も、
昨日始めてセクションを任され
しかも土曜日の夜でお店は大忙しで
完璧なおもてなしはできなかったけど
周りに助けられ何とか事なきを得ました
その中で、
私のセクションのお客さんが
「私たち一杯だけで帰るつもりだったのに、気がついたらこんなに長く居座っちゃった。お料理も全て美味しくて、最高の夜だったわ。ありがとう。はいこれ、あなたに。」とチップをくれた。
心で泣きそうになりながら、
「ありがとうございます。でも、チップはウェイターみんなで分け合う決まりだから、テーブルに置いておいてくだされば皆でありがたく頂戴いたします。」と伝えたところ、
お帰りの際に、他のウェイターに
「マネージャーはどこ?」と聞き、
「この子のおかげで大変素敵な夜になりました。チップを個人的にあげたくて、彼女に渡したのだけれど、受け取ってくれなかったの。だから、これ皆さんで分けてください。」とわざわざマネージャーに言いに行ってくれた…(;;)
頑張って誠心誠意努めていれば
気持ちは伝わるんだなぁと
本当に嬉しく思いました…
そして明日も頑張ろうと
モチベーションアップにつながりました
褒められて伸びるO型…
名前も知らないお客さんだけど、
本当に感謝です…
オーストラリアでこれから
ワーホリをご計画中の方は、
給与面など気になるところかと思います
私が働くタスマニアは、
大都市に比べてキャッシュジョブが少なく
大体のお店が政府の規定に沿って
雇用体制を徹底しているようです
※キャッシュジョブとは
銀行振込をせず給与を現金手渡しにすること
そうすることで雇用主は、
法律で定められている最低賃金を下回る金額で
違法的に雇い、多くのワーホリ民は餌食に…
大都市ほどそういった件は多いようですね
政府に定められている賃金は
職種にもよりけりですが、
ウェイターは一般的に
- 平日 約22ドル〜
- 土曜日 約26ドル〜
- 日・祝 約32ドル〜
が時給となります
え〜っ!時給?!
って思いますよね
日本と比べるとかなり高額です
しかも週払い制なのがありがたい
オーストラリアは、
アメリカと異なりチップ制ではないので、
あまりチップは望めません
しかし私が勤めるような、
ファインダイニングでは
チップを置いていってくださるお客様も少なくないので
チップがもらえる可能性は無きにしも非ず
これがあるのとないのじゃ大きな違い
ありがたやありがたや。
なんせ私は浪費家なので
ワーホリが終わるまでに
お金がいくら貯まるのか?
疑問ではありますが…
この調子で頑張りたいと思います
本当に、私を雇ってくれた
アリンタとクリフォードに感謝
見守ってくれている
同僚にも感謝が尽きません
そして優しいお客さん…
タスマニアは
いい人が多くて最高です
思い切って仕事を辞めて、
オーストラリアに来て、
本当に良かった。
見たことないもの、
感じたことないこと、
経験できていることに
心から感謝です
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