4/12/2016

Tinder Date その2

どうも、
タスマニアにワーホリ中の IZU です。

前回の"Tinder"の記事の反応が良く。
他の記事に比べ、著しく閲覧数が高い…

真面目なワーホリ情報より、
不真面目なTinder情報の方が需要あるのか!と
少し複雑な気持ちもありますが

ご丁寧に日本から、
「需要あるから続編よろしく」
リクエストしてくれたお友達もいたので

堂々と続編を記したいと思います。
ありがたや、ありがたや

(前々回の関連記事は こちら
(Tinder Date その1は こちら

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さて、日本で"Tinder"を始めたが、
いまいち乗り気になれず
使わず終いだったことは、
前回の記事にも書きました。

今日は、まずその頃にはなかった機能
その名も"Super Like"機能について。

"Super Like"とはなんぞや?

基本、気に入れば "LIKE"
気に入らなければ "NOPE"
このシンプルな二択にすぎるんだけど
その間に、変テコなお星様アイコンがある

何なんだろ〜この「✩」マーク?
と思っていたところ、

Tinderを使用して程なくしてから
「あなたは"Super Like"されました!」
と、iPhoneからのプッシュ通知。

見てみると、"Super Like"とやらをした人であろう相手の写真が青色に囲まれている

気になったのでGoogle先生に聞いてみた

"Super Like"機能は、
マッチング率を高めるために最近追加された機能らしく、
1日に送ることができる”Super Like"の数は限られているらしい
なのでむやみに"Super Like"しまくることは不可

まぁ、簡単に言うと
「めっちゃ気に入りましたよ」ゆうことですね

私に初めての"Super Like"をくれた人

きっと"Super Like"されていなかったら
私は"NOPE"と判断していたであろう人物

でも、貴重な"Super Like"をくださったし、
まぁ "LIKE" 返ししておくか…

と、まんまと Tinder の罠(?)に乗せられマッチング

ここでお相手のプロフィールをご紹介

  • Bくん、29歳
  • 出身国:ドイツ
  • 職業:石掘り職人
  • タスマニア歴:半年
  • お顔立ち:よく言えばダニエル・クレイグ


当時職探し中だった私。
Bくんとのメッセージのやり取りがまばらに続き、

「仕事探し頑張れ!」
「イエローページ見て上から下まで電話しまくれ!」
「諦めるのはまだ早い!」

と、松岡修造ばりのコーチングスタイル

仕事が決まった際に、
「仕事決まったよ」と伝えると、
「良かったね!ではデートしましょう」とのお誘いが。

月曜日の昼間、
銀行の前で待ち合わせ。初めまして〜


「お腹空いてる?」

美味しいお寿司屋さんがあるから、と寿司屋に誘導される。

あぁ、日本人=SUSHI 的なね。ハイハイ

外人あるあるね

そういえば、
東京で秘書やってる時も、
会長様・社長様たちは、
決まってお寿司屋さんに連れて行ってくれたっけ

そうなるともはやこれは、
外人あるあるではないのだね?

デートあるある? マイッカ

OK,  Let's go get them then

着いたお寿司屋さんは、
もちろん会長様が連れていってくれた
広尾の高級なお寿司屋さんではなく、
タスマニアの "お寿司屋さん" でした
(「美味しいお寿司屋」と聞いて少し期待しちゃったよ)

そこで、巻物(ROLL)を
しかもテイクアウトで購入

あろうことか、Bくんは、
"TERIYAKI CHICKEN ROLL"を2本購入

2本とも照り焼きチキンって、
本当はこの人お寿司好きじゃないんじゃ…疑惑

そんな私の疑いをよそに、
「今日は、IZUをボタニカルガーデンに連れていくよ♩」と微笑む彼。

ボタニカルガーデンは、
ホバートの観光名所の一つでもある庭園。
私も行ったことがなかったので、いい機会。

広がる芝生。

広がる青空。

色づく葉は、秋の訪れを感じさせます。

そこで、大きな木の下の木陰に座り、

巻き寿司を食す。

お互いのことをチラホラ話しながら
静かな時間が流れる。

すると彼は、
リュックからゴソゴソと何かを取り出す。

「これ、焼いてきたんだ。」

と、ブラウニーとパンの中間のような食べ物。
新鮮なぶどうと、殻付きクルミも一緒に。


おぉ〜
いかにもヨーロピアン!拍手

笑顔で「どうぞどうぞ」と言わんばかりに差し出す彼。

「これ、ブラウニー?」と聞いたところ、
「分からない。僕のオリジナルレシピ。」とのこと。

感想としては、

ポソポソしたブラウニー

「うん、…美味しいよっ」

それを食べながら、
石掘り職人である彼の作品を拝見。

これには半年もかかったんだ〜!
と見せてくれた石の写真。

「へ、へぇ〜!すごいねっ!」

その後、少し庭園内を歩いた。
そこには日本庭園があったり、
タスマニアで採れる野菜園みたいなのがあったり、ハーブ園があったり。

私はパシャパシャと写真を撮ったり、
花々を眺めていたりしたんだけど、
あまり興味がなさそうに、足早な彼。

そんな彼が、唯一立ち止まった。

その場をしばらく離れず、
じーっと大きな木を見つめている。




そして地面を見て、また木を見て、を繰り返している。

あぁ、そういえば
彼は職人さんなんだ。

きっと、こういった木を見て、
何か仕事と絡めているんだなぁ〜
と思いそっと黙って見守っていると…

ユサユサっ

ユサユサユサッ!

めっちゃ木を揺らしてる

「…何してんの?」

すると彼は振り向き、
少年のような笑顔で、こう言った。

「こんなに大きいクルミ、見たことない!」
クルミ目当てか〜い

その後も、ビールを飲みにパブへ行き、会話は続く…

「君って小さいねぇ。身長何センチ?」
「体重は何キロ?」
「ほら、手の大きさ、こんなに違う」

ヨーロピアンによく言われがちなことを言われ、
カリフォルニア時代に出会ってきた、
歴代ヨーロピアンを思い出しながら、
ビールを喉に流し込む。ゴクゴク

きっと小さな女の子が好きなんでしょう。("Are you seriously asking my weight on the first date?")

最後は、私ディナーの約束あるからまたね!と告げ、退散

その際、まるでお父さんが小さな女の子にするように、
ヒョイと持ち上げられ、「わはは〜」とクルクルと回された

「お願いですから降ろしてください」

どうか知り合いが見ていませんようにと願わんばかり。
とってもとっても恥ずかしかった…

【結論】

もう、会うことはないと思う

だって価値観が色々違ったし…

やっぱり"Super Like"されたからって、
"NOPE" 判断だった人を"LIKE" にすると
こういった結果になるんだなぁと実感。

やっぱり、相手の好意を気にせず、
自分の直感を信じるべきですわ!

うんうん。日々勉強ですね。(何の?)

それでも気合いを入れて、
ブラウニー(?)を焼いてきてくれた、
Bくんには感謝です!ありがとう!
気持ちが嬉しいね

一生懸命クルミの殻を、
ガシガシ!と地面にぶつけて割り、
ハイ、と差し出してくれる姿は、
まるでラッコみたいで可愛くもありました。

どうかBくんにステキな女性が見つかりますように。アーメン

以上、私のTinder Date 第二弾でした

〜続く〜 (需要があれば)

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